西南学院高校生が「手作り×寄付」で社会に届ける”peace”プロジェクト
— ハンドメイド品の販売を通じて、想いをつなぐ探究プロジェクト —
■ 概要
2025年10月11日(土)福岡市にある西南学院高等学校の2年生が、総合的探究の時間の一環として「ハンドメイド作品の販売による社会貢献活動」に挑戦しました。生徒たちは自らデザイン・製作した作品を販売し、その売上の一部を日本赤十字社に寄付するという取り組みを実施。今回、ウエストコート姪浜で開催されたハンドメイドイベント「めいのはまマルシェ」に初出店し、来場者との交流を通じて“自分たちの学びを社会に還元する体験”を形にしました。
■ 出店ブースの様子
当日のブースには、手作りのアクセサリーや雑貨などが並び、温かみのある空間が広がっていました。立ち止まるお客様に向けて、生徒たちは商品の説明や制作背景を丁寧に伝え、購入を通じて支援が広がる仕組みを紹介。売上だけでなく「なぜこの活動を行っているのか」という想いを伝えていました。
■ 商品紹介
作品はレジンを使用したイヤリングや髪留めのゴムなどのアクセサリーを出店。チームメンバーそれぞれのアイデアで作成されたオリジナリティーの高い作品でした。
■ 生徒さんへのインタビュー
1. この活動を始めようと思ったきっかけを教えてください。
元々、ものづくりの分野で探求活動を進めており、その中でも特に興味のあったハンドメイドに挑戦しようとしたのがきっかけです。また、作品を作るだけでなく、自分達の活動を通して社会貢献をしたいと考え、マルシェへの出店・寄付活動を始めました。
2. ハンドメイド作品にはどんな想いを込めていますか?
性別・年齢関係なく、全てのお客さんを笑顔にしたいという想いを込めています。私たちのチーム名が
”peace"であるように、作品を通じて少しでも多くの人たちの間に平和が築かれることを願って製作しています。
3. 実際にお客様と接してみて印象に残ったことはありますか?
やはり、お客さんから直接、「これ下さい!」と言われたときが一番嬉しかったです。自分たちの力で生み出したものがお客さんの手に届くという経験は私達に自信を与え、達成感を味あわせてくれました。
4. 今回の経験を通して、これから挑戦してみたいことはありますか?
寄付活動については、現段階ではまだ模索中で、情報が足りていない状況です。これから準備を進めていく中で、より多くの社会課題へ目を向けられたらいいなと考えています。
5. 日本赤十字社に寄付をしようと思った理由は?
大きな団体である上に、信頼度の高いことから、ここに寄付先を決めました。ハンドメイド作品の製作という、とても小さなことから、誰かを支援する大きな助けになることを願っています。
■ まとめ
今回の西南学院高校生による取り組みは、ハンドメイド品の販売という身近な活動を通して、社会貢献の意義を学ぶ素晴らしい機会となりました。ハンドメイドプレイスでは、こうした若い世代の社会参加・地域連携を応援しています。今後も学生や地域とともに「想いを形にするイベント」を展開していきます。
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主催/Handmade PLACE(ハンドメイド プレイス)
施設協賛/ウエストコート姪浜
協力/西南学院高等学校 2年 ”peace" メンバー
撮影・編集/プレイスイベント事業部
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